カメラ好きのラーメンと古畑任三郎の感想備忘録

技術系のリーマンが仕事観やラーメンレポなどを中心に書き連ねます

【日記】【グルメ記】休業日記 10日目 そばつゆの深み②

 

【4/18(土)】

起床時間:12;00

トピックス;

・そばつゆ完成

所感;

ちゃんとそばつゆの味がするそばつゆにはなった。だが並木藪蕎麦の味には程遠い。さらに精進が必要。

そばつゆの続き

【作ってみる】

復習に、漫画美味しんぼ2巻では、下のように紹介されています。

①3週間も寝かせて作る”かえし”

鰹節を分厚く削ってよく90分間に詰めてつくる”ダシ”

『どたんぽ』という小さい鍋で熟成させること48時間

 

前回記事までに①のかえしづくりまでやりました。冷蔵庫の中で2日間寝かしたあとの作業を紹介します。

 

 

・だし汁づくりからかえしと合わせて熟成〜完成まで。

次は出しです。

水1リットルと厚削り80gを煮詰めて出しをとります。

水が3/7になるまで煮詰めます。40分程煮詰めました。

ここで大事なのは長時間煮詰めて濃い味をだすため、厚い削り節を使用するのがポイントです。

300ccくらいになるまで煮詰めました。

その後、だし汁をこして、前回作ったかえしとみりん50ccと合わせます。そして、煮立たせないくらいの温度80℃程度で30分ほど加熱させます。

加熱が終わったら容器に戻して、冷蔵庫の中で1日熟成させます。

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厚削りを熱湯へ

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煮る前

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煮た後

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だし汁を越してとります

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だし汁とかえしとみりんを合わせます

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30分80度程で煮立たないように加熱

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戻して冷蔵庫で1日熟成

【食す】

完成したので早速試食してみました!

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完成!

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お湯で割っておそばと一緒に食す

めんつゆはお湯で割って1対1にしました。

おそばは手持ちの更科8割そばで食べてみました。

(今度は挽きぐるみのそばを用意して食べてみたいです)

気になる味は

「しょっぱい」です。下唇が痺れるほどしょっぱかったです。お湯で割る比率を3:7くらいにしたらちょうどよくなりました。

味はまあちゃんとそばつゆの味になったかと。市販のは化学調味料が入っていますが、今回はそれを入れていないため、自然な味になったと思います。

まあちゃんとめんつゆの味になったので満足です。

 

保存料もないため、もって2週間くらいかな..これからそばうどんのヘビロテだ....

 

【最終的なレシピ】

「そばの香りに負けない深いめんつゆ」を思想としたかったので、醤油とだし汁の比率を1:1となるように作りました。

 

醤油;300cc

だし汁;1000ccを300ccまで煮詰める

だし;厚削り節80g

砂糖;20g

みりん;50cc

 

【コラム】

更科や挽きぐるみというのはそばの種類です。

そばの実を削ってそば粉を作りますが、

そばの実のどの部分までをそば粉に含めるかで種類が変わってきます。

そばの実を多く挽く程、そばの実の含まれる部分が増え、1番粉→3番粉と変わっていきます。

1番粉;そばの実の中心部分のみ

2番粉;胚乳など中心から周辺部分もいれます。

3番粉;外皮などもいれます。

例えば更科そば➡︎1番粉を使用したそばです。

下の写真をみてわかる通り、そば粉の種類でできあがるそばが白っぽかったり黒っぽかったりします。味もあっさり→香り深いに変わっていきます。

 

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https://matsuyaseifun.co.jp/img/type_img03.png

 

 

以上です。